和菓子&ワイン?

果たして和菓子とワインが合うのか?果敢にこの難題に挑戦した、常陸風月堂三代目の藤田浩一と牛久醸造所の醸造家佐野理恵が、去る6月19日(日)午後六時より、和菓子とワインのペアリング会を開催した。ワインや食材は、すべて茨城産の物を使用し、その生産者の熱い思いも同時に伝えたいという事で、会も「CRAFTSMANSHIP & CREATE」と称した。

その土地の個性TERROIRを反映するような和菓子やワイン、料理の在り方とは?このテーマに向き合いながら、それぞれの道の職人たちCRAFTSMENが凌ぎを削りあいながら、作り上げたコース仕立ての五品。(和菓子前菜&シャルドネスパークリング、野菜料理&巨峰ペティヤン、魚料理&シャルドネ・セミヨン、肉料理&メルロー、食後の和菓子&カベルネ・メルロー)

お集まりいただいた37名のお客様からも、この果敢な挑戦に対する称賛の声と、美味しかった、感動した、刺激を受けたなど、数々の素晴らしい感想が聞かれました。そして私自身、何よりも感動を受けたのは、熱いエネルギーをもつ人間が放つ波紋は、より大きな渦となり、速度を増しながら周囲を巻き込んでいく様子が眼前でとらえられた事です。「情熱を持つこと!」「思ったことは発信すること!」「失敗を恐れない事!」改めて、大きな学びを得ました。藤田さん、佐野さん、本当に、お疲れさまでした。ありがとうございました。